1980年慶應義塾大学医学部を卒業し、内科医となり、肝臓病、特にアルコール性肝障害を専門としてきました。 ニューヨーク市立大学マウントサイナイ医学部での研究生活、都立広尾病院内科、慶應義塾大学医学部の勤務を経て、2005年より慶應義塾大学看護医療学部で慢性病態学と終末期病態学などを担当しました。
2021年3月末、慶應義塾を定年退職し、名誉教授となりました。退職後の職場として、上智大学のグリーフケア研究所に所属し、人文科学系の方と交わりながらスピリチュアルケアの研究と教育に力を入れたいと考えています。 もう一つの職場として、品川にあるMOA高輪クリニックに週の半分を勤務することになります。 そこでは、消化器内科領域だけに限定せず統合医療に励みたいと考えています。 専門にとらわれない「よろず相談医」のような形で診療をしていきます。
東洋経済オンラインやYouTubeを通して社会への発信、市民への発信に力を入れています。 また、公開講座「患者学」や「慢性病患者ごった煮会」などを開催し、新しい医療への道を模索しています。